岩手県遠野市のあえりあ遠野で20日から行われた第68期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第2局は21日午後7時49分、93手で羽生善治名人(39)が挑戦者の三浦弘行八段(36)を破り、2連勝した。残り時間は羽生36分、三浦29分。第3局は5月6、7日、千葉県野田市の同市民会館・旧茂木佐邸で行われる。
羽生が踏み込み鋭く攻め込み、三浦に粘る余地を与えずに快勝。3連覇へ向けてリードを広げた。
横歩取りの中でも激しい定跡をたどった本局は、三浦が自身の研究範囲に羽生を引き込んだ感もあった。だが羽生は動じず、5三桂成(47手目)と強手を放って攻め合い勝ちを目指す。三浦にどこかで誤算があったらしく、羽生が優位に立った。
羽生は自玉を9筋まで逃がして安全にし、5七桂(71手目)と寄せの網を絞る。最後は後手玉を受けのない状態に追い込み、対三浦戦の連勝を12に伸ばした。【山村英樹】
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