愛知、岐阜両県で進学塾「名進研」を運営する「教育企画」(名古屋市西区)の豊川正弘社長(60)=岐阜市=が不動産取引で得た所得計約1億円を隠し、所得税約3000万円を脱税したとして、名古屋国税局から所得税法違反の疑いで岐阜地検に告発されたことが8日、分かった。重加算税を含めた追徴税額は約4000万円とみられ、豊川社長は修正申告に応じているという。
地検は告発を受け、所得税法違反罪で同社長を在宅起訴するとみられる。
関係者によると、豊川社長は2005年までの2年間に、JR名古屋駅周辺の商業地などの売買と不動産賃貸で得た所得計約1億円を申告しなかった疑いが持たれている。隠した所得は預貯金として保管したり、教育企画に貸し付けたりしていたという。
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